骨盤と冷え
●骨盤と冷え
こんにちは、整体院香木堂の宮崎です。
骨盤のゆがみを気にされる方は多いですね。
実際に「骨盤の○○がこう歪んでいます」という方は少なくて、何となくのイメージで気になっている方がほとんどです。
あなたは、骨盤の良い悪いがカラダにどんな影響があるか知っていますか?
「骨盤は気になるけど、実はよく知らない」という方のために、簡単にまとめてみました。
骨盤は大きく3つの骨から成り立っていて、鉢(はち)状の形をしてます。
- 寛骨(腸骨+坐骨+恥骨)
- 仙骨
- 尾骨
骨盤の内側には、直腸や膀胱などの排泄に関わる臓器、卵巣や子宮という生殖器がおさまっています。
大きな血管やリンパ管が通っていたり、腸腰筋といわれる腰のインナーマッスルや骨盤底筋群などの筋肉もあります。
そして、カラダの構造を支える柱として、大事な働きがあります。
骨盤以外にも骨は、大切な臓器の入れ物として外からの衝撃をまもるプロテクターとしても働きます。
脳:頭がい骨が入れ物となり護る
心臓と肺:肋骨が囲って護る
子宮と卵巣:骨盤が器となり護る
入れ物(骨)がゆがむと、中身の臓器もゆがみの影響を受けて、本来の居場所にいられなくなってしまいます!
内臓本来の居場所からずれていると、機能低下や内臓下垂をひき起こす原因にもなります。
ゆがみは血流や体液の循環の滞りも引き起こして冷え、むくみにつながります。
骨盤のトラブルは健康上、美容上ともに様々な悩みを引き起こします。
腰痛、生理痛、生理不順、不妊症、下半身のむくみ・血行不良、便秘、冷え性、O脚、下腹ぽっこり、寸胴体型
骨盤矯正をしてゆがみを解消することで上記のトラブル以外にも全身の不調にも効果が期待できます。
自分でできる効果的なセルフケアは温めること!!
骨盤のゆがみには直接的な効果ではありませんが、とにかく冷えは万病の元です。
おへその下あたりを直接触れて冷たい時は、内臓が冷えています。
下腹部と仙骨(という、お尻の割れ目の上あたり)を温めてあげてください。
夏は気温が高い分、冷たい食べ物・飲み物で内臓が冷え、冷房でカラダ自体も冷えます。
暑くて湯船につかる機会が減るのも体を冷やす原因です。
足湯につかるなどして、体を冷やしすぎないように毎日の生活を少しずつ見つめ直してみましょう。